【予告】70年代の輝きを完全再現。SEIKO 5 Actus「6106-7590」9面カットガラス仕様が間もなく登場

こんにちは。

前の記事でも書きました9面カットクリスタルが仕上がって参りまして、カットクリスタル使用のモデルを急ピッチでオーバーホールしています。
そんな中、本日は、来週オンラインショップに出品予定の、とっておきのヴィンテージウォッチをご紹介します。

時計ファンの間でも非常に人気の高い、1970年代を代表する名作「SEIKO 5 Actus(ファイブアクタス)Ref.6106-7590」です。
フルオーバーホールを終え、最高の状態で仕上がりました。

独自の美学が宿る「シックスワン」ムーブメントの魅力

5アクタスといえば、当時の若者向けにスタイリッシュなデザインで売り出されたモデルですが、その中身は非常に本格的です。

搭載されているのは、セイコーの歴史に名を残す名機「61系(シックスワン)」の自動巻きムーブメント(Cal.6106)。

  • 確かな耐久性と高精度
  • リューズを押し込むことで行えるスマートな日付け・曜日合わせ

ヴィンテージらしい操作感を楽しみつつ、現代でも実用時計としてストレスなくガシガシ使える、非常に完成度の高い機械です。
今回の出品にあたり、内部のパーツまで徹底的にメンテナンス(オーバーホール)を行っていますので、機械は絶好調な状態に仕上がっています。

息をのむ美しさ。蘇った「9面カットガラス」の輝き

今回の個体の一番の見どころは、何と言っても文字盤を覆う「9面カットガラス」です。

当時のカットガラスは、経年変化で傷だらけになってしまっているものがほとんど。
せっかくの美しい文字盤が曇って見えてしまうのは非常にもったいないことです。

そこで今回は、当時のクリスタルを再現した新品のオリジナル・カットクリスタル(9面カット)へと交換いたしました。

あえてサファイアではなく「ミネラルガラス」を選ぶ理由

当社では、カスタムパーツではサファイアクリスタルが使われることも多いですが、
今回は当時のセイコーが誇った「ハードレックス(ガラス)」の質感を強く意識し、あえてミネラルガラスを採用しています。

サファイアガラスは非常にクリアですが、どこか現代的で、70年代の時計に合わせると少し冷たい印象になってしまうことがあります。

一方でミネラルガラスが持つ、わずかに良い意味で“濁り”を含んだ独特の透明度は、
カットガラス特有の光の反射や屈折を驚くほど豊かにしてくれます。

光の角度で表情を変える、ピカピカのファセット

光が当たるたびに、9つの面がキラキラと複雑な反射を生み出します。
晴れた日の屋外、夜の街灯の下、デスクワークのふとした瞬間――。
時計を見る角度を変えるたびに表情がガラリと変わり、思わず時間を忘れて見惚れてしまうほどの美しさです。

【こだわりのポイント】 今回交換したカスタムクリスタルは非常にクオリティが高く、当時のエッジの効いた佇まいを忠実に再現出来ていると思います。
なお、元々付いていた当時のオリジナルガラスも、歴史の足跡(パーツ)としてセットでお付けいたします。

カジュアル・ヴィンテージとして楽しむ

高級時計のような気取った雰囲気ではなく、当時の若者たちが、着用していたように、
ジーンズやTシャツ、レザージャケットといったカジュアルな服装にサラッと合わせられるのが、このアクタスの良いところ。

当時のサイケデリックで近未来的な空気感を纏いながらも、現代のファッションに不思議と馴染む絶妙なバランス感を持っています。
ピカピカに磨かれたカットガラスと、味のある文字盤のコントラストをぜひ楽しんでいただきたいです。

来週、オンラインショップにて出品開始

こちらの SEIKO 5 Actus(6106-7590)9面カットガラス仕様は、最終的な調整とランニングテストを経て、来週出品予定です。

オーバーホール済み、かつガラスがここまでピカピカな状態のカットガラスモデルは、市場でもなかなか巡り会えません。

ディテールやケースのコンディションがより伝わる写真は、Instagramでも先行してアップしていきますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。

一本限りの入荷となりますので、気になる方はお早めのご検討をおすすめいたします。どうぞお楽しみに!


今回のクオリティでの入荷は、最初で最後の一本かもしれません。
息をのむほど美しい9面カットガラスの全貌は、こちらからご覧いただけます。

公式サイトで詳細を見る